メイスピー35mmフィルム化大作戦〜メイスピー[Meisupii]はもらったー! その1〜

トイカメラ
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メイスピーという、昭和30年代に売られていたカメラがあります。
大きさはホルガの半分くらい、
重さは197gでちっちゃくてかわいいんです。
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でもこのカメラ、現在では製造されていないフィルムを使うんですね。
「ボルタ判」っていうんですけどね、
これはブローニーが35mmフィルムの大きさになった、と
考えるとわかりやすいと思います。

裏紙がついていて、フィルムを巻いていくとそこに書かれた番号が
裏窓に表示される仕組みになっています。
35mmフィルムのパトローネを入れようとしても、
大きさが合わなくて入りません。

このカメラ、どうにかして再生できないか、と考えました。
いろいろと調べてみると、ボルタ判のフィルムに
35mmをまき直して使う方法があることが判明。

ただ、手間がかかる上12枚位しか撮影できません。
そこで、35mmフィルムを裏紙に巻かないで
撮影できるように改良してみました。

まずは、外観から。
カメラの皮が破れてますね。
 photo meisupii_1a_35mm_film_makinaoshi_02_blog_import_529edd6c879bc_zps8438a2ce.jpg
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状態は余り良くありません。
緑色の裏窓がありますね。
 photo meisupii_1a_35mm_film_makinaoshi_04_blog_import_529edd6f666d2_zps063ebdf4.jpg

そこで、皮をマイナスドライバーでこそぎおとしてしまいます。
 photo meisupii_1a_35mm_film_makinaoshi_05_blog_import_529edd70bb901_zps03679ee6.jpg

シャッター部分も分解します。
 photo meisupii_1a_35mm_film_makinaoshi_06_blog_import_529edd7247439_zps19e02df1.jpg

ねじを回すとぽろりととれますね。
 photo meisupii_1a_35mm_film_makinaoshi_07_blog_import_529edd7389eaf_zps7a4f8d5a.jpg
ここらへんが、おもちゃカメラの扱いやすいところです。
次回は、皮を貼り直します。

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コメント

  1. noki より:

    昔のカメラって、今から見ると個性的なデザインのカメラが多いですね。
    裏紙をはずして撮影枚数を増やすのは、120フィルムが220フィルムと同じアイデアですね。

  2. noki様
    コメントありがとうございます、
    ご指摘の通り昔のカメラってデザインもしっかりしていて、
    とてもおもちゃカメラには見えません。
    フィルムも220フィルムと同じようになりますね。
    これから数回に分けてメイスピーの改造記事をアップしていきますので、
    お時間があればまた見に来て下さいね。

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